ざっくりとエルチカ
エルチカというプログラムを組んでみます。
エルチカとは、LEDをピカッと光らすプログラムで、電子工作ではまず最初にやることになっているようです。
部品は、
- スイッチ一つ
- LEDは赤と緑が一つずつ
内容は
- スイッチが入ってないとき → 赤 点灯、緑 消灯
- スイッチを入れると → 赤 消灯、緑 点灯
という設定でつくってみます。
PSoC Designer System-Levelの画面です。
まず部品を並べます。
- スイッチ: SW
- LED赤:LED_1
- LED緑:LED_2
- プログラムを作ります。
- やり方は幾つかありますが、一番わかりやすい「Table Lookup」を使います。
- LED_1をマウスで選んで、右クリック
- 「Transfer Function」→「Table Lookup」選択
- 「Select Inputs」で「SW」を選択
- 「SW」と「LED_1」をどう関係させるかの場面になります。
- SWがONのとき、LED_1はONなのかOFFなのか?
- SWがOFFのときはどうなのかを、パネルを移動して組み合わせます。
- SWがOFFのとき、LED_1(赤)はOFF
- SWがONのとき、LED_1はON を選びました。
- SWとLED_1がプログラムで関連づけられ、赤い線でつながりました。
- 同様に、SWとLED2(緑)もプログラムを作ってやります。
- SWがOFFのとき、LED_2(緑)はON
- SWがONのとき、LED_2はOFF を選びました。
SWとLED_2が関連付けされました。
ビルド(コンパイル?)します。
- 「メニュー」→「Build」→「Generate/Build ファイル名Project」
- PSoC1の型番を選びます。
- ピンの配置を、マウスで動かして選択します。ある程度選べます。配線しやすいように。
- SWの配置
- LED_1の配置
- LED_2の配置を決めます。
- ビルドが成功した画面です。
プログラムをPSoC1に焼き付けます。
- 「メニュー」→「Program」→「Program Part…」
- した矢印をクリックして焼き付けが始まります。
- 焼き付け器です。Miniprog1といいます。
- パソコンからUSB経由で焼き付けます。
プログラムを動かしてみます。
- 「Program Part」の赤丸ボタンをクリックで電源が入ります。
- 左上の黒いのがスライドスイッチです。
- スイッチOFFで赤LEDはOFF、緑LEDはON
- スイッチオンで、赤LEDはON、緑LEDはOFF
- うまくいきました。
- 最終更新:2016-07-06 15:34:48